2026年11月6日に移転開業予定。10月26日までは元の「にわ耳鼻咽喉科」で診療しています。10月27日~11月5日は移転準備のため休診です。内覧会は行いません。

ドロップスクリーンA-2

指先1滴のアレルギー検査「ドロップスクリーン A-2」
注射器を使わず最短15分〜26分で測定

「子どもがいつも鼻をすすっているけれど、花粉症?それともダニ?」
「アレルギー検査を受けたいけれど、腕からの注射採血は怖がる…」
そんな患者様・保護者様の声にお応えするため、当院では指先からわずか1滴の血液でアレルゲン(アレルギーの原因物質)を調べられる検査機器「ドロップスクリーン A-2」を導入しています。
当院では6歳以上のお子様から大人の方までを対象に、耳鼻咽喉科と小児科の視点から丁寧な検査・治療を行っています。

このページを書いた人

愛知県犬山市のにわ耳鼻咽喉科クリニック:副院長 丹羽 正樹

■疾患と検査について(アレルギー疾患とドロップスクリーン A-2)

くしゃみ、さらさらした水のような鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、長引く咳、あるいは特定の食べ物を口にした後の違和感や皮膚のかゆみ――。
これらは、体を守るはずの免疫システムが特定の物質(アレルゲン)に対して過剰に反応してしまう「アレルギー疾患(アレルギー性鼻炎・花粉症・気管支喘息・アレルギー性結膜炎・食物アレルギーなど)」の可能性があります。

特にお子様の場合、アレルギー性鼻炎による鼻づまりを放置すると、口呼吸の習慣化、睡眠の質の低下(いびき・日中の集中力低下)、副鼻腔炎(蓄膿症)や滲出性中耳炎(耳の聞こえにくさ)の合併につながることがあります。

症状を的確に和らげるための第一歩は、「何が原因(アレルゲン)で症状が起きているのか」を正しく知ることです。

■アレルギー検査機器「ドロップスクリーン A-2」とは?

従来の血液によるアレルギー検査では、腕の静脈から注射器で血液を採取するため、お子様など注射が苦手な方には検査が困難なことがありました。
また、従来の採血による検査では外部の検査機関へ委託するため、、結果がわかるまでに約1週間かかり、検査結果を聞くためにもう一度クリニックへ足を運ぶ必要がありました。

当院が導入している「ドロップスクリーン A-2」は、指先に小さなスタンプ型の穿刺器具をカチッと当てて、わずか1滴の血液を採取するだけで、院内で迅速にアレルゲンを測定できる検査機器です。

「ドロップスクリーン A-2」では、「吸入系19項目+総IgE」の測定時間が約15分、「吸入系+食物系の計41項目」の測定時間が約26分と短く、お忙しい保護者様やビジネスパーソンの方でも検査当日に結果を確認しやすくなっています。

当院の設備にかんしてはコチラ

■ドロップスクリーン A-2で調べられるアレルゲン一覧

ドロップスクリーンA-2で調べられる検査項目は「吸入アレルゲン19項目+総IgE」(測定時間:15分)もしくは「吸入アレルゲン+食物アレルゲン の合計41項目」(測定時間:26分)のいずれかです。
食物アレルゲンと総IgEを同時に測定することはできません。


■当院での診療の流れ

STEP
問診

いつ頃からどのような症状(鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみ・咳・食事後の違和感など)があるかを詳しく伺い、鼻の中や耳、喉の状態を診察します。
症状に合わせて「吸入アレルゲン19項目+総IgE」または「食物アレルゲンを含む41項目」のどちらが適しているかをご相談の上で決定します。

ドロップスクリーンによる検査をご希望の場合は、検査をする日の予約をします。(当日に空きがある場合は当日も可能です)

STEP
診察・検査

院内の「ドロップスクリーン A-2」で自動測定(約15分〜26分)

※当院の機器は1台につき1名様ずつの測定となります。
先に測定中の患者様がいらっしゃる場合や、診療終了間際のご来院などは別日に検査日程を予約します。
対象年齢は6歳以上となります。

指先をアルコール消毒した後、使い捨ての小さなスタンプ式穿刺針で「カチッ」と軽く刺激し、にじみ出た1滴の血液を専用チップで採取します。針先が見えない構造になっており、採血自体は1〜2分程度で終了します。
採取した血液と試薬カートリッジを機器にセットし、自動で測定を開始します。
測定時間は吸入アレルゲン19項目+総IgEで約15分、食物アレルゲン含む系41項目(IgEは除く)で約26分です。


STEP
治療方針

検査結果をもとに、日常生活でのアドバイスや治療法を選択します。
スギやダニが原因の場合は舌下免疫療法も選択肢になります。

■良くある質問(FAQ)

なぜドロップスクリーン検査を「6歳以上」の対象としているのですか?

当院が6歳以上(小学校入学前後〜)を対象としている理由は、主に2点あります。
1つ目は「安全で確実な採血のため」です。
指先から規定量の血液を専用チップへ正確に集めるには、1〜2分ほど指を動かさずにじっと出していただく必要があります。6歳以上になると検査への理解が得られやすく、お子様に無理な恐怖心を与えずに正確な測定が可能です。
2つ目は「臨床的な有用性」です。6歳頃になると花粉やダニなどの吸入系アレルゲンへの反応が明確になり、舌下免疫療法などの治療選択肢にも直結しやすくなります。
なお、5歳以下のお子様のアレルギー症状についても、耳鼻咽喉科・小児科の診察にてしっかり対応しておりますのでお気軽にご相談ください。

アレルギーの薬などを飲んでいても検査は受けられますか?

はい、現在アレルギーのお薬(抗ヒスタミン薬の内服、点鼻薬、点眼薬など)を使用中の方でも、検査結果には影響しないため、そのまま検査を受けていただけます。
検査のためにわざわざお薬を中止していただく必要はありませんし、事前の絶食(食事制限)も不要です。

検査の費用はいくらですか?健康保険や「子ども医療費助成」は使えますか?

アレルギーが疑われる症状があり、医師が検査を必要と判断した場合は健康保険が適用されます。
3割負担の方の検査自体の自己負担目安は、約5000円前後です。(別途、初診料または再診料、処方箋料などがかかります)。
また、犬山市などの「子ども医療費助成制度」の対象となるお子様は、健康保険証(マイナ保険証)と子ども医療費受給者証をご提示いただくことで、窓口での保険診療分の自己負担なく検査を受けていただけます。

ページ監修

にわ耳鼻咽喉科クリニック 
副院長 丹羽 正樹

愛知県犬山市羽黒で4代続く医師の家系として生まれ育ち、この故郷の医療に貢献します。

「きこえ」「補聴器」診療に特に力を入れています。

にわ耳鼻咽喉科クリニックは愛知県犬山市羽黒にある耳鼻咽喉科です。大口町・扶桑町からも車で10分程度と、アクセスしやすい位置にあります。
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【所属・資格】
日本耳鼻咽喉科頭頚部学会 専門医(第13830号)
厚生労働省 補聴器適合研修会修了(第4230号)
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定 補聴器相談医(登録番号 第7141号)

著者の「故郷への思い」、詳しい経歴・論文発表実績はこちら